第9回 信州公衆衛生学会総会
2014年8月23日(土)に,松本市の長野県看護協会会館において第9回信州公衆衛生学会総会が行われました。台風の影響も少なく,晴天のもとに学会を開催することができました。
今回は「社会寿命の延伸をめざして」がメインテーマとされました。会長の寺井直樹先生より「社会寿命を延ばそう」と題された講演があり,先生がかねてよりご提案されている「社会寿命」をキーワードにご講話いただきました。また特別講演では東京都健康長寿医療センター部長の田中雅嗣先生より「生命と人類の歴史と私たちの健康:エネルギー・酸素・ミトコンドリア」と題したご講演をいただき,遺伝子と寿命との関連についてご講話いただきました。午後には飯田保健福祉事務所(飯田保健所)の佐々木隆一郎先生より「長野色の健康づくり」と題されたご講演で,長野県民の健康長寿の理由に関する調査研究についてご講話をいただきました。
一般口演は17演題あり,日頃の研究成果の発表が行われました。学会奨励賞は今村晴彦先生の「女性高齢者における保健補導員経験とADLの関連」の演題に決定しました。本年も盛況のうちに信州公衆衛生学会総会が終了致しました。
ご参加頂いた皆様,大変ありがとうございました。